気づいた
からだポータブル、いいアルバムですね
ところでそれと関係ないんだけど重大なことに気づいたけど明日になったら忘れてそうだから書き残しておこうと思う
ここ半年ぐらい同い年か年下の、芸術分野ですごく評価されたり人気になったりしてるアーティストとか絵師とか見てるとすぐ死にたくなった
椎名林檎がデビューした年も椎名もたが活躍した年も過ぎて長谷川白紙が草木萌動出した年も終わりつつあって虻瀬よりも年上で、同い年の絵師が100RTされて、ほしいものリストに入れてた5000円のMIDIキーを誕プレで貰って、作った曲がニコニコで2000回再生とかされたり(すごいことなのだ)して、そういうの眺めて、その一方で何もなせていない19歳の自分がものすごく嫌だった
別に音楽やってるわけでもないんだけどね、無性に
何度も何度も何度もこれは擦り返す話なんだろうけど、絵で食っていきたかったのに挫折してしまった自分がめちゃくちゃ嫌で、「まだn(n≦18、もしくはn≦高校生)歳だからまだ何か成せる、大丈夫」って言い聞かせてきたのに、そろそろそのごまかしも通用しなくなる年になった
本当は世の中の多くの人が天才と呼ばれる何かになることもなく、ほどほどに満足して後悔も交えながら死んでいくのが常だろうに、そうなりたくなかった
ならないと思っていた
まあこの話はいいや
とりあえず、そうやってすごいミュージシャンがすごい音楽を発表した歳になってもなんもなせん自分が嫌って話
ああなりたければ私も中学とか高校とかから何か活発な創作活動を続けていればよかったのか、そういう風に動けなかった自分がダメだったのか、とか、そんな感じのことがずっと頭の中を回っていてつらかった
高校まで熱心に英語を勉強していたけど準1級レベルでしかなくて、海外いってもロクにしゃべれなくて、アメリカの大学に進学できるような、そんな力があるわけでもない
多分私のカリキュラムじゃそんなところたどり着くことすらできなかっただろう
結局そうやって絵も挫折して創作もやってなくて英語もダメ
そんな風にしか生きられてこなかった自分の人生って全部無駄足だったんじゃないかって考えたりしていた
でもさ、よく考えたら私は何も知らなかったんだからどうしようもなかったんだよね
毎朝朝6時に起きて1時間半通学して授業受けて18時まで部活やってまた1時間半かけてかえって20時前にご飯食べて課題やって英語の勉強して日付が変わるまでに寝る
この生活の中に自分がやってる英語学習に不足はないかとか、絵以外の創作をやってみようとか、そんな余裕があったとはとても思えない
いや時間的な余裕はあったんだけどね、死んだ目でツイッターしてた
っていうか死んだ目でツイッターをする以外のことができる心境でもなかったんだろう
絵を勉強しなおそうって言ったって、部活と画塾で自尊心がメタメタになった当時のしんどくなってしまった私を、しょうがないよまた頑張ろう、以外の言葉で助けてくれるような人はいなかった
遠くの文筆家にせよ思想家にせよ、新しくて知らなくて難しい本を新たに探して読む体力も残っていなかったし、そういう人の言葉が救ってくれるかもしれないって知ることすらかなわなかった
何も知れないんですよ、何かを新しく知って挑戦する精神的なゆとりもない
そうやってああつらいなあなんて思いながら生活していくうちに、あっというまに受験生になって大した努力もしないまま本命にアッサリ受かっちゃって、コロナ禍の中で死んだ目のまま、再出発する気力も湧かないまま生きて、今日に至ってしまった
それだけのことです
私の生活が無駄だったわけじゃない、有意義にできる余裕がなかった
去年の終わりから、作曲にチャレンジしてはあきらめ、耳コピに挑んでは負けてまたやってみてたまには全部完成させられたり、挫折したりしている
音楽理論のサイトを読んだりして、知っている好きな曲を新たな視点からとらえられるという事実にワクワクしている
適当にとった授業でも新しいことを知ったりする楽しさは確かにある
ぼんやりと受けていても興味のあることが見つかったりする
そんな感じで、きっとちょっとずつだけど、元気を取り戻しつつあるんだと思う
課題もろくに提出できないけれど……
きっともう絵を勉強する気力はわかないだろうけど、なんとか、なんとか作曲か学問で新しいことを勉強して、チャレンジして、成功体験を積んでいくことができていく気がする
きっと天才になってほめそやされたいっていう欲は消えないしそれも叶わないなら全部無為だって気分も尽きないだろうけど、それでも前を向いてやるだけやってみようかなっていう気分ではある
別に自己啓発書を読んだわけでも好きな曲に励まされたわけでも誰かに応援されたわけでもない
前を向かなきゃと努力した気もない
なんとなくただ無為に生き続けていたら、いつの間にか冬が終わって春が来つつあった、そんな気分でしかない
5年ぐらい、ずっと自分のどうしようもなさに耐えてきたけど、そろそろどうしょうもないという事実をわきに置いておこうという気になれた
ただ、今日まで生きていただけなんだけどね
生き続けてたら多少は救われてみようかなって気に偶然なれただけです
あと延々「なんで自分で考えて絵が描けないんだ」って画塾で散々言われたことがトラウマになってたけど、自分のために書くエロい小説ですら私は自分で考えて書けなかったんだよね 正解がわからなすぎて
もうそういう頭なんだなって思ったら、トラウマだったけどもうどうでもいいなって気分にもなれた
まとまりがないけどそんな感じです
とりあえず明日になったらまた死にたくなってるのかもしれないけど、今日の私は自分のしょうがなさに気づいて少しづつ前を向けるようになってきたから、前よりはマシな気分で息ができています